PS2/今日からマ王! 眞マ国の休日 感想

発売日:2008年02月14日(ソフト単品版),2007年09月27日(リミテッドBOX版)
価格:ソフト単品版5,800円(税抜),限定版12,800円(税抜)
ジャンル:ファンタジーAVG

公式が腐乱。
原作は聖砂国編くらいまで読んでいましてファンタジーな王様業をメインにBLをコメディ要素程度に添える印象だったのですが、ゲームスタッフは原作で控えめなBL要素をここぞとばかりにつぎ込んできています。シナリオもスチルも全力でBLっててヤベえ。原作でメインだった王様業をこのゲームだとほとんどやっていない。それこそ王様業が添え物扱い。


エンディングに男5名とノーマルエンド扱いに幼女1名。
計5章のシナリオが1章当たり約30分のペースで終わるため1周当たり約3時間で終わるあっさりさはあれど、各章には攻略対象とのエピソードが多くて3つ用意されているので周回プレイが楽しめる。登場する女子は大体腐っているので邪魔どころか後押しするので腐ったプレイヤー諸君にとって間違いなく神ゲーと成り得るソフト…だったが、まさかのシステムがゴミというクソゲ要素が混入。
周回プレイが楽しめる作りなのにスキップ機能が×ボタンを押しっぱなしにする不便さ。そのスキップ機能速度はオートモードの最速程度。セーブは章半ばで行ってもロードしたら章の始めからスタートするので選択肢前セーブが不可、システムデータと同じ扱いのためセーブをしないとおまけモードに登録されないスチル、既読機能も同様。総当たりしないと進めない最終章。シナリオに萌える人ほどシステムへの不快指数が比例すること間違いなし。


あとこれは被害を受けていないんだけど、ドラマCD・ボイスフィギュアア2体セット、声優サイン入りゲーム台本の3点が付いた限定版が数量限定で12,800円(税抜)でゲームソフト単品での発売はなしだったのに、限定版発売から約5カ月後にソフト単品での販売。何とも心証の下がる販売手段でファンから搾取しているようにしか見えない。
因みに自分は限定版発売日から約2年後に中古で限定版を2,980円で入手、今なら980円くらいが妥当かと思うけど、当時『特典は要らないけどゲームはやりたい』って人が要らない雑貨付きゲームを新品購入したと考えると何とも業の深いやり口だなぁと思ったり。
ブランド:namco
[2018.07.02]
クレジットカード