PS4/モンスターハンター:ワールド 感想

発売日:2018年1月26日
価格:8,980円(税別)
ジャンル:ハンティングアクション

モンハン新作がナンバリングではなく『ワールド』と命名、更に3DSからPS4に移行。MHXXを3DS持ち歩いて仕事の休憩中やら電車の中でやら隙間時間にひたすら狩猟時間をねじ込んで遊んでいたハンターとしては据え置き機での発売に軽く絶望したものです。何とかPSVで電波使って遊べないか調べてみたけれど、お金と手間がかかるので結局頓挫。この辺は任天堂さんなら上手いことやってくれていたであろうに。そんな不慣れなプレイ環境に不安を覚えることからスタートとなったMHW。
しかし実際に蓋を開けてみたらPS4の性能をフルに発揮した美麗すぎるグラフィックとオーケストラ風味で美しいだけでなく細やかな演出もしている音楽。ワールドワイド化したことでエリア移動の面倒さが消滅、回復薬などの常備アイテムの調合レシピの改革、攻撃時のダメージ数値の表示、消滅したペイントボールに代わって様々な役割を果たしてくれる導蟲さん、アイテム枠を消費せず常備される肉焼き機。今までのモンスターハンターというシリーズを改革して生まれたワールドはユーザーフレンドリーの極みになっている。もうペイントボールと閃光玉を常備していた頃には戻れそうにない。

今回の看板モンスはネルギガンテ。過去にウイルスやらジェット機やら初手どうしたらええねんと思う奇抜があったが、ネルギガンテは単純に再生力で強さを誇示していて更に動きも素早く殺意高めだから狩りながら気持ちで負けることしばしば。HRが低い時の狩猟では頑張って相手モンスのHPを削った後は弱って眠った所で頭部に大タル爆弾Gをお供え→投石→爆発目覚まし→すかさず戻り玉→また眠った所に爆弾お供えの繰り返しで狩猟する姑息な真似をしていた。慣れてきたらあの角を叩き壊す執念に費やす狩りへとシフトしたけれど。
今回MHWは生態調査の名目があり、モンスター達の縄張り争いや様々な痕跡を残していてまるで生物図鑑を紐解くような楽しさがある。シナリオも古龍渡りの調査を進めるうちに生命の巡り方が見えて自然の壮大さが実感できる。今まで村クエを受けてストーリー性を味わっていたけれど序盤のゾラ・マグダラオスさんからラスボスまでムービー効果もあって一連の綺麗な流れになっている。

システム、グラフィック、音楽、操作性、などどれも一級品の神作と称えられる要素を備えているのに、一部不満点もあったり。
序盤で一生懸命キャラメイクしたオトモアイルーがまさか受付嬢に飛びつくNTRを味あわされ、その後も非戦闘員なのに前線に一番槍して危険な目に遭う受付嬢。毎回可愛いを代名詞にしていた受付嬢がまさか劣化するとは思わなかった。途中からクエストは集会所で受けるようになったので料理長の料理ムービーを見ることが減った…。受付嬢交代のアップデート来ないかな。
ブランド:CAPCOM
[2018.03.17]
家庭用ゲーム