あの「EVE〜burst error〜」や「YU-NO」を手掛けた
菅野ひろゆきによるミステリーゲーム。
それだけで自分が期待するには十分なゲームなのですが
中々に評判の悪いゲームだったりします。
自分は結構良く出来た部類でそこまで貶すほどでもないと思うんだけどナァ。
ストーリーは製薬会社による臨床実験に参加した
主人公が実験による閉鎖空間で
色々と不可思議な出来事を解き明かすミステリーゲーム。
ゲーム内部でリアルタイムに進行するシステムは
プレイヤーに緊張感を与えてきます。
エンディングは2種類、分岐点はゲームを起動した時からという斬新さ。
そのエンディングも全く異なる結末で意表を付かれました。
ただ、そのエンディングに至るまでの過程が同じ展開であるが故に
それまでに仕掛けられた伏線が曖昧なものになってしまっていて
どちらのエンディングも感動が薄れてしまっている辺りが
ゲームの評価を下げた原因かと思います。
ラストは期待に添えていないけど
途中で仕掛けられた数々の謎解き要素が凝っていて良かったですよ。
例えば金庫を開けるためのナンバーが必要になる場面。
そのナンバーを知るための謎解きが以前攻略した時とは異なる問題で
同じ番号では開かない仕組みだったりします。
それも問題数が2個とかのレベルではなく
最低でも3・4個はあるんじゃないかと。
探偵紳士とミステリート同様のシリーズであるサイファーは
どうもシリーズ全体を通して大きな謎解きがあるようで
その下準備っぽい作品なせいか、どの作品も結末はスッキリ感に欠けます。
そして新作が出るペースもそんなに早くないから
余計に消化不良感があるかも。
このシリーズ、好きなんだけどラストの感動の低さが
どうも名作になりきれない部分なのかなぁー。
あ、あと八十神かおる探偵が登場してました。
個人的に悪行さんの方が好きだったりするので
そっちがどうなったのかも見たかったなぁ。
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