PSP/車輪の国、向日葵の少女 感想

発売日:2012年2月23日
価格:通常版5,800円(税抜),限定版6,800円(税抜)
ジャンル:ヒューマンドラマADV

元祖であるPC版が2005年に発売、ファンディスク「車輪の国、悠久の少年少女」の発売が2007年、そして初の移植版が2010年にX箱360版で発売。名作と評判が良い割に全年齢がプレイ出来るまで約5年かかり、しかも移植先が日本で普及率が低めのX箱360を選択という尖りぶり。「車輪」ほどのシナリオ完成度ならば元が18禁であろうと任天堂現行機種での発売も十分可能であろうに、政府の陰謀でも絡んでいるんじゃなかろうか。
そんな初手販売戦略が悪手に見えた「車輪」が2012年にようやくPSPで発売。

X箱360版をプレイ済の自分には目新しい新要素や機能はほぼ無く、X箱360版と比べて読み込みの遅いPSP版でわざわざプレイする重要性はなかった。そして既読率を100%まで埋める作業は疲れた○| ̄|_
しかしシナリオが長いから携帯機だと隙を見てプレイ出来るので、特に余暇の少ない人には嬉しい良い所。泣いて笑ってが詰め込まれたシナリオは一読の価値があるので未プレイの方は是非次世代機での移植待ちをするも良し、新品ででも格安中古ででも友達に借りてでもとりあえず手に取ってプレイして頂きたい。格好良い若本ボイスのシブ面は何度見ても良いキャラしてる。
ブランド:5pb.
[2015.11.18]
家庭用ゲーム