PSP/AMNESIA CROWD 感想

発売日:2013年4月18日
価格:通常版5,800円(税抜),限定版7,800円(税抜)
ジャンル:女性向け恋愛AVG

「AMNESIA」ファンディスクその2。いやぁ、アニメ化した資金源作品は強いですね。今や乙ゲメーカー大手となったオトメイトの作品の中で移植が乱発するタイトルもあれば、1本出してそれきりのタイトルもあり…扱いが雲泥の差で、後者に好きな作品が入っている自分としては泣けてきます(´・ω・`) そんな羨望の気持ちを抱きつつ、無印からプレイ済の自分はとりあえず補完のつもりでCROWDをプレイ。

どの世界に行っても恋人がいた勝ち組ヒロインは、サスペンスに命の危機に見舞われながらも乗り越え記憶を取り戻し、無事ゴールを果たす。その後の糖度MAXのイチャコライベントは最早AMNESIA(記憶喪失)に非ず。
勝ち組女子のリア充生活が見たいんじゃなくて無印のようながむしゃらに事態を乗り越える展開が見たかったのに、出てきたのは痛々しい勘違い男子。しかもひたすら悪者にされる生贄男子。その他にも登場するほとんどの男子が主人公にデレデレ。その他の女子キャラとの扱いに差がありすぎて、女の子スキーな自分にはドン引きです。特にサワへの扱いが酷い。無印で何度も輪廻を巡ったせいか、世界が主人公に全力で贔屓している模様。誰だよ「結婚は人生の墓場」って言ったやつ。この世界線じゃ存在しない言葉になってるぞ。

本編での一番の功労者達だったあの人の活躍もほとんどなく、自分にとっては『コレジャナイ』感があって微妙でしたが、イケメン連中のベタ惚れ具合を楽しみたい方には満足頂けるんじゃないかと。
ブランド:オトメイト
[2013.05.05]