PS2/アーメン・ノワール 感想

発売日:2010年12月9日
価格:通常版6,800円(税抜),限定版8,800円(税抜)
ジャンル:絶望の都市で戦うADV

久々にオトメイトさんヤッちまった…て感じです。
パッケージ裏の説明書きが
物語の半分〜3分の2を
占めてるてどうよ。

そしてどのキャラも絶望的な未来が待ってるエンド。
所々で「家なき子2」で主人公の父親が
死に際に幻覚を見た場面を思い出しました。
絶望と戦った末の結末がこれって…。
救いがなさすぎてプレイ後どうしょうもない気持ちになるよ(゚A`)



全キャラ攻略後に閲覧可能なるおまけモードが一番楽しかったけど
そこでひたすらゴリ押しされるFD制作。
FDよりも現品をちゃんと作れよ、と全力で思うのですが
性質が悪い事にこのゲーム、どのキャラも可愛いという残念な罠。
クリムゾンの変態ぷりのためにFDの受け入れ態勢ばっちしだよ○| ̄|_
そして主人公・ノワールは純真無垢で素直で可愛く
そして戦闘力は高めの戦う女の子。本命ストライクに自分好み。
彼女が100%幸せになれないことが何よりも腹が立つよ!
彼女のラブラブ幸せ生活を見守るためにも出たら買うよ!FD!



ところでこのゲーム、絵師・いけさんの前の作品
「ヒイロノカケラ」と設定が全般に渡って似か寄り過ぎですよ。
スチル数も絵師の数に比べてさほど多いわけでもないし
廉価版並みの内容だった。もっと熱くなってゲーム作れよな!(゚Д゚)





 ■キャラ考察■

【ソード】

メイン攻略対象なのにメインらしい扱いはゼクスルートと
余所様の敷居でどうなのよ?と思っていたけど
それはおまけモードで理由が判明。
メインなのにラスボスがアレじゃあ仕方ないよ…(´・ω・`)
あと白い人に一方的に嫌われてるけど
この人からの反応が見られるイベントがなかったのも残念。
白い人が一人相撲過ぎて可哀相だよ!



【エル】

機械人形とかアンドロイドとかロボは定石で萌えです。
見た目の年齢や知識量から製造年数が比例しないギャップがイイネ。
プログラムでしかない存在が愛によって狂っていくのは
王道だけど何度体験してもやっぱりイイ。



【ナイヴス】

一番の良識人で良い人なのに一番気の毒な人。
どこのルートに入っても不幸すぎて居た堪れません。
鉈といえば「ひぐらし」のレナを思い出す自分ですが
あの大きさだと最早大剣じゃねーの?と
最近モンハンに夢中な自分がつぶやいてみる。
そもそも鉈と大剣の違いがどこが知らないけど(^_^;)



【レイン】

公式サイトの全裸でピザは本編の
どのスチルよりインパクトありました。
力は一流だけど人としては未熟なレインさん。
エロスなレインさんが無垢なノワールに手を出す場面は良い乙女度数。
ルート入ってから出てくるスチルはきっと誰よりもラブラブしてる。



【クリムソン】

この人がいなければきっとこのゲーム
自分にとっては久々の地雷ゲーでした。
変態な医者に
栄光あれ!

変態医者を愛するが故にスタッフを激しく問い詰めたいです。
何故ノワールにあのピンクの制服を着せなかったのか、と。
先生のエンディング後からではもう遅いんだよ!
あの状態じゃあエンディング時点で同じ提案をする可能性低いじゃないか!
エンディング後をきっかけに先生の変態が更正したら
一体この嘆きをどこにぶつければいいんだよ…○| ̄|_



【ゼクス】

藤原さんの渋キャラはやっぱりいいよね。
攻略可能な親父キャラ自体乙女ゲでは希少だし。
例え糖度が低すぎても、幻覚見えてても、
あるだけマシだと思うことにします。
この人がもうちょいまともな上司だったら
きっとこのゲームはここまで絶望じゃなかったんだろうとは
思わなくもないけどね!
ブランド:オトメイト
[2010.12.12]
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