好きな乙女ゲマイベスト5に入っている「あさき、ゆめみし」が
4年の時を経てPSPに移植。それはとても喜ばしいことでございます。 発売元がロゼじゃなければ。 開発元であるMIOは約2年前に2作目を発売してから沈黙を保ったまま、 そこへ余所様とはいえ新たな展開を見ることが出来てテンションが上がります。 発売元が ロゼじゃなければ。 あんなに良作のゲームが何故ロゼなんかで発売なのか…○| ̄|_ システムプログラム開発力が弱いことに定評のあるロゼからの移植。 案の定システム面は劣化しておりました。 環境設定で音量が10段階でメモリを振っているのに 何で2段階ごとメモリが動くんだよ。 それなら5段階で分けたらいいじゃないか…。 他にもSELECTボタンと○ボタン同時押しでクイックセーブ、 メニューを開いてバックログ参照など使いにくいボタン配置。 移植に際しての褒める所が“バグがなかっただけマシ”というのは 何とも水準の低すぎることよ…(´・ω・`) 雑把すぎるシステムを除けば、 元々絵・シナリオ・基盤となったシステムなど どこを取っても上質なゲームだったので PCでゲームが出来ない環境下の方へ これを機会に是非プレイして頂きたい一品です。 PSP版追加のシナリオはライターさんが変わっていることと 絵師さんが3年という月日を経過していたことで 多少の違和はございますが、 あの万能執事が新たに攻略対象として追加されたので PC版ではハンカチを噛み締めたお嬢様方にも是非オススメ。 しかし画面の大きさ比がPC版そのままに持ってきたせいで 細かい部分が潰れて見えにくいしょっぱさ。 自分の大好きな霖たんすまいるがよく見えないよ…(´;ω;`) そして豪華版での特典の設定資料集に PC版での初回限定版に付いていた設定資料集の内容が そっくりそのまま移植されていて更に塩味満点。 こんなところだけ完成度の高い移植をしおって…きぃっ!(゚Д゚) ■キャラ考察■ 【安綱】 今回追加された安綱さんルートに歓喜したあさきファンは多いと思います。 それと同時に「何故に風鬼個別エンドも用意せなんだ」と 憤る風鬼ファンの主様もきっと多いことかとww ライターが「蒼天の彼方」を手がけた櫻みゅう氏だったせいか、 何だか「蒼天の彼方」のグランドフィナーレを彷彿としました。 おかげさまで、今は「蒼天の彼方」を再プレイしとうございます。 しかし安綱ルートは難易度高すぎ。 安綱イベントを発生させてもルートには入れず、何度繰り返した事か。 おかげで気分はようやく安綱ルート探しという廻りから 外れることが出来た達成感でいっぱいです。 いい最終回だった!安綱さん幸せになれよ!
ブランド:QuinRose
[2011.05.02] |