PSP/CLOCK ZERO 〜終焉の一秒〜 Portable 感想

発売日:2011年10月13日
価格:通常版4,800円(税抜),限定版6,800円(税抜)
ジャンル:君と壊れた世界を生きるAVG

PS2版をプレイした時に『主人公が好みじゃない』『世界観が杜撰な設定』な感じでキャラとシナリオが好きじゃないゲームだったんですが、それらを覆すくらい音楽担当のMANYOさんが好きなのでPSP版もプレイ。やっぱり主人公も杜撰な設定もプレイしていて苛立ちを覚えましたが、音楽と絵の美しさが相殺してくれて一応フルコンプクリア。絵は秋のような物悲しい配色が壊れた世界にマッチしているし、音楽は“時間を音で表現するとこんな感じ”と思わせる旋律がたまらなく好き。

今回の移植での追加要素は、データの読込速度修正やCGコメントとシステムボイスの追加などのシステム面改良、各キャラ各EDの後日談にレインEDに大団円EDに課題イベントが1つ。
主に恋愛面への掘り下げがされていて、PS2版で評価をされていた部分を拾っているところは流石オトメイトだなーと感心。人気はあったけれどパクリ疑惑もあったからその点スルーして移植発売するのに強気姿勢だなーとも思ったり。

多分PSP以降の後継機で移植が出ても自分がプレイすることはないだろうけれど、先述通り恋愛面はがっつり描かれているのでヤンデレヒーローとお姫様主人公が好きな人はお薦め。そして発売されているサントラも是非購入して頂きたく。
ブランド:オトメイト
[2015.02.05]
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