大河ドラマ「平清盛」絶賛公開中に義経を題材にゲーム化とはタイムリー。
ところで昨年の「竜馬伝」は好評だったのに 清盛は現地の知事にすら悪し様に言われ気の毒です。 松山ケンイチは頑張ってるよ。ドラマ見たことないけど。 未視聴はさて置き、兵庫県はお土産に清盛グッツを用意しているのに 現地知事が悪く言って色々台無しにするのは賢くない行動だと思うんだ。 薄桜鬼・土鬼の絆・緋色４・二世の契りetc‥ オトメイトはどうやらオリジナルの歴史を作ろうとしているようで。 相変わらず歴史の教科書がネタバレですｗｗ 今回は平安末期〜鎌倉時代。源平合戦が舞台。 乙ゲでは既に大手乙ブランドや18禁で取り上げた題材ですが、 金売り吉次をヒロインにする予想外の設定や 二世の契りで素敵スチルを披露した中村絵師が担当など 源狼もそれなりの個性を持って制作。 自分は二世の契りがお気に入りなので期待してましたが 蓋を開けたら 二世の契りではなく 薄桜鬼でした。 何せオトメイト作品中、千鶴と１・２を争う役立たずヒロインの称号を授与。 しかも、千鶴とは違うベクトルの役立たずなので甲乙つけがたし。 千鶴さんの場合、足手まといで戦力にならないお嬢さんでしたが、 こちらは金売り吉次が元ネタだけに財力はあるので 戦場が職場の攻略対象達には強力なバックボーンになり 設定上は役に立つんだけど、あくまでヒロインの家に財力があって ヒロイン自身が稼いだり役に立つ場面がほぼ無し。 他にも特殊能力設定持ちなのに全体的に活かされる場面もほぼ無し。 作品の設定やキャラの個性、絵の美しさなど良質な素材に溢れているのに どうしてこうなった…(´・ω・) そんな感じでプレイヤーの好みがくっきり分かれる作品。 自分が嫌いな役立たずヒロインなんだけど、好きですこのゲーム。 何せ作品開始当初・ヒロインの年齢は12歳。 対して開始当初の攻略対象達の年齢は 義経21歳、弁慶25歳、琥太郎12歳、継信22歳、忠信18歳、御影29歳。 年の差萌えもいいですけれど、 ロリコン率が 高くてイイネ！ フリー辞書によると、義経さんは享年31歳。 つまり、一番年上の御影さんはED時 22歳の娘さんと39歳で恋仲になったわけで。 そして出会いは12歳と29歳。 ロリコン・年の差の萌えコンボで御馳走様です。美味しゅうございます。 選択肢が少なく、いつもの愛キャッチシステムのおかげで 攻略難易度はかなり低め。しかし、シナリオがとにかく長い。 しかもほとんどの戦は結果が同じでも別シナリオが用意されているので 数人攻略した時点で飽きる危険性があり、 プレイヤーの耐久度が問われる仕組みになっております。 自分は４人目で一度膝が折れました(^_^;) 金太郎飴シナリオもスキップで跳ばせる物は 親切だったんだ、と間違った方向に感心させられました。 せめて戦の結果や内容にもっと変化があれば良かったんだけどなぁ…。 ■キャラ考察■ 【源 義経】 メインヒーロー。戦の申し子。 『人が良すぎる子会社の社長が悪徳企業に翻弄され、 結局会社を畳むはめになり社員は路頭に迷う』 って設定の社長ポジションがとても似合います。 いつの時代も下っ端は苦労する、嫌な世の中です。 史実では嫁が数人いて、何気にやることはやってた人ですが 静御前のおかげで清い交際をしていたイメージがあります。 こちらの義経さんは乙ゲらしく女の影は無し。 安心の乙ゲヒーロー仕様となっております。 【武蔵坊弁慶】 平安時代に2mとか巨大すぎるよ弁慶さん。 無口な不器用兄ちゃん、そして津田ボイス。 大男と小柄な幼女のアンバランスさが萌えます。 そして外せない交易物語。キャラ崩壊してるよ弁慶さんｗｗ 【琥太郎】 唯一ヒロインと同年齢。 なのに進化イベントが遅すぎて色々可哀想な子。 覚醒イベントも遅く、更に攻略４人目で飽き飽きしたせいで プレイ途中に膝が折れた子です。 第一印象が微妙なので食わず嫌いになりそうな攻略対象ですが 覚醒後はなかなかの男前なので 気持ちに余裕があるならば攻略をお勧めします。 【佐藤 継信】 シナリオ重視の乙ゲで糖度を上げたらシナリオが台無しになるの巻。 継信さんはイケメンで、糖度も高くてキュン度も高いルートだけど ご都合処理な問題解決方法に、空回りした行動の数々。 「結局、俺たちのしていたことはなんだったのだ」 そんなの聞きたいのはこっちです。 乙女度数が高いだけにもう少し何とかならなかったのかと小一時間(ry 【佐藤 忠信】 温泉ネタばかり思い出します。オイシイです。 ヒロインに冷たくされても優しい態度を取れる大人な人。 バッドEDのスチルがグッドEDのスチルより自分は好きです。 何か一番忠信の個性が出たスチルだと思うんだ。 【御影】 攻略制限が御影様への道の邪魔をする。 御影様テライケメン。テラ子安。 嫉妬イベントにスチル付きとか萌え死ぬかと思いました。 ヒロインが一番クズ娘っぷりを発揮するルートでもあるけれど、 それを御影様が全力で挽回して、気が付けば最萌えさんでした。 仮面を活かして「何故にこうも甘いのだ」とか発言した御影様がみたいので FD化、心よりお待ちしております。
ブランド：オトメイト
[2012.11.06] |