3DS/薄桜鬼 3D 感想

発売日:2011年11月24日
価格:通常版5,800円(税抜),限定版7,800円(税抜)
ジャンル:女性向け恋愛AVG

2008年のPS2から始まり、2009年にPSP版、2010年3月にDS版、同年6月にPS3版、そして移植5本目である3DS版の登場。この世には良作であっても全く移植しないゲームが存在するのに初代発売から3年の間にこれだけの機種で発売されているのは、それだけ採算が取れているってことだろうな。筒井康隆にとっての「時をかける少女」みたいだ。

3DS版は流石カートリッジだけあって読み込みが早い。しかし音質ははPS機種に比べて聴き劣りするのはやはりと言うか。3D画面は上手い事作られているので『とびだせ!新選組の森』をしたい愛が深い乙女にお薦め。今回の移植新要素に3DSカメラ機能を活かしたフレーム撮影が付属されているけれどその他は飛び出すくらいしか新規要素もないためAVGとしての楽しみが薄くあまり需要のない移植作。しかしこういうフレーム撮影はどういった機会で使用するんだろう。

前述通り読み込みは早いのでサクサクプレイをお望みの乙女、もしくはPSP、PS2、PS3、DSを所持していない3DSユーザー向け。…多分DS未所持の3DSユーザーって方が珍しいとは思うけど。
ブランド:オトメイト
[2015.05.13]