PC/ひとふた奇譚 感想

発売日:2012年3月30日
価格:8,800円(税抜)
ジャンル:女性向け恋愛学園封魔AVG

干支の獣と退魔師系の組み合わせと言えば
「GS美神」の冥子さんを思い出す自分です。
最近の若い子にはボディコンが何たるか分からないらしいですね。
これが若さか…(´・ω・`)



去年の今頃、公式サイトがリニューアルしたかと思いきや
2011年5月末発売と銘打って「絶対無理」と核心しましたが、
まさか1年後の発売になるとは思っておりませんでした。
そして『発売の延期が相次いだゲームは何故か微妙な出来なる』
マーフィーの法則に従った完成度でございます。
手放しで褒められる要素はシステム周りと
登場キャラのほとんどが嫌味なく良いヤツってとこかしら。

とりあえず登場人物紹介順に攻略しましたが
攻略を重ねるごとに薄くなるシナリオにまず1ガッカリ。
全体的に少ないスチル、エンディングで盛り上がってきて見せ場なのに
スチルなしのKY演出、パッチによって空気読んでスチルが追加されても
おまけモードには追加されない1.0パッチに30ガッカリ。
猫エンドが
見当たらないことに
1000ガッカリだ。

挙句にパッチ前だと普通にプレイできた箇所が
パッチ後で何故かエラーによる強制終了。
おいこら公式、ちゃんと仕事しろ(゚Д゚)ゴルァ!!



スチルがあと1枚見つからず、猫エンドへの期待は捨て切れませんが、
バグパッチの妨害が強すぎてスチル回収は断念しました。
シナリオライターが並みより多めの人数のくせに共通シナリオ箇所が多く、
1周目こそ5時間くらい掛かりましたが、周を重ねるごとにどんどん薄味へ。
恋愛ステップは小学生〜中学生並みのほのぼのと健全。
題材は悪くないしキャラも悪くない、音楽もシステムも頑張ってた、
しかしシナリオとスチルが基準より低めをマークしすぎて
もう少しどうにかならなかったのかと思わずにいられません。

販売元が自分の神乙ゲ「風色サーフ」の親元なので
お布施も兼ねて買ったことを後悔はしていませんが、
今後の展開に不安を覚えずにいられないぜ。ラッセルェ…○| ̄|_



【2012.04.28追記】
※すっかり遅くなりましたが埋まらなかったスチルはやはりバグでした…(´・ω・`)
猫エンドなしですか、そうですか○.............| ̄|_





 ■キャラ考察■

【乾 和貴】

シナリオ後半が優遇された転校生3号。
さすがメインヒーロー、サービスショットも用意済。
並みのグロ画像より戦慄を覚えるサービスだった。
乾エンドよりも左坤エンドでの一言の方が印象に残っている不思議。



【左坤 由久】

「明日から本気出す」って台詞が似合いそうな転校生1号。
転校してきて不安な主人公にフレンドリーな良いヤツ。
野郎と女の子、どちらに餌付けするかの選択肢で女の子を選択、余裕でした。
左坤は弄られて輝く子。



【艮籐 晶】

おまけモードの後日談で一番優遇されていた後輩。
エンディングで本当に相思相愛なのか?と思ったけれど、
後日談では幸せそうなので目を瞑ることにします。
それに間違ってたとしても年下の男ってのはいつか巣立っていくもんさ。



【巽 正臣】

後輩は洗脳によって解決したけれど、
先生の場合は恋愛なのか親愛なのか一層分からないエンディング。
そんなんで巽の跡継ぎ問題は大丈夫か?
健全すぎて心配だよパパン。



【芥離 七央】

力の供給法が一人オイシイ七央先生。
しかしお仕事着が死に衣装のようですよ七央先生。
「巽先生と私、どっちが大事なの?」って聞かれたら
何て返答するんですか七央先生。



【坎宮 トア】

英語の発音がキレイですね。本物っぽく聞こえます。
中の人の出身地は静岡で生粋のジャパニっぽいですが。

スチル数が断トツで少なく、シナリオも共通部分多数。
パッケージ表紙に姿もなく、ほぼおまけの扱い。
トア目当てでプレイするときっとガッカリすると思うので
心得てからプレイされることを進言致します。
ブランド:Profitrolle
[2012.03.30]
植物性天然成分アスタキサンチン