PSV/喧嘩番長 乙女 2nd Rumble !! 感想

発売日:2019年3月14日
価格:通常版5,980円(税抜),限定版9,980円(税抜)
ジャンル:拳で愛を語る恋愛AVG

前作とFDの出来が良かったので続編が出ると聞いてそれはもう楽しみにしていた「喧嘩番長乙女」。いやー、
まさか1作目の劣化コピーを用意されるとは思いもよらなんだ。

立ち絵も過去作の使い回しで新鮮味はなく、新キャラも攻略制限がかかっているせいで2周目を強いられる。糖度も相変わらず低いが、過去作では代わりに補われていた漢度が今作では更に低下したせいで一層見所が減少。
敢えて褒める所を探したならば、音ゲー仕様だった喧嘩システムがベルトスクロールなしアクションへと変更し連打するだけで勝てるというAVG以外のゲーム部分を温ゲーに堕とした乙女ゲーマーへの媚っぷりか。
そこも自分にとっては不満要素なんだけど。せめて格ゲーみたいに各ボタンで意味を持たせてコンボが出来るとか、攻略対象と石破ラブラブ天驚拳出来るとかゲームとして面白く出来る部分だっただろうがよー…。

個人的に攻略対象との恋愛話よりもモブ不良の『男子高校生の日常』なおバカ話を楽しみにプレイしたので個別ルートに入るまで満足の出来でした。メインの攻略対象達も変わりなくイケメンしていたのでキャラ萌えしている人には公式同人誌を読む程度に楽しめるかと思います。けど1作目で体感した乙女と漢の熱い萌えと燃えはなく、FDで味わった喧嘩番長乙女らしい恋人同士の糖度も足りない、新品で買うんじゃなかったと後悔。キャラ萌えはしているから次があったら中古でいいやって思うくらい期待外れだったなー…。
ブランド:Spike・CHUNSOFT
[2019.03.20]