PSV/喧嘩番長 乙女 〜完全無欠のマイハニー〜 感想

発売日:2017年7月27日
価格:パッケージ版5,980円(税抜),DL版5,500円(税抜)
ジャンル:拳で愛を語る恋愛AVG

イロモノと思っていたら予想外に良作と聞き買いに走った「喧番乙女」。
どのルードでも二人のその後は読んでみたくてクリア後も続編かFDは熱烈に期待していたので、制作決定の報は嬉しくてとてもとても楽しみにしておりました。公式サイトを時々覗く程度と、がっつり楽しむためにFDをプレイする時間を用意するべく仕事を調整するくらい、それはそれは楽しみにしていました。
…2日でトロコンするのは
何となく予想してた。

FDって本編と比べて短いから致し方ないんだけど、それでも本編は1週間はがっつり楽しめたのに2日で終わったFDと商品価格が同じなのは正直ファン心理の足元見られているようで解せない…(・ω・`)


内容は各攻略対象との後日談が選択肢なしの5エピソード分、IFシナリオで本編夏休み時期での皆でキャッキャウフフ・ホワター!!した選択肢ありの1エピソード、そして何故か発売3か月前に放送していたアニメの第一話。
漫画・ラノベ・ドラマCDとメディアミックス展開も精力的で、あらゆる新規展開をしてくれるのはファンには嬉しいことではあるんだけれど、ラノベはまんまゲームの1ルートを簡略化しただけの内容だったし、漫画もゲームとはイメージが違っていたので自分は1巻で読むのを辞め、アニメは一話しか見なかった身の上。誰もが全てのメディアミックス展開を受け入れているわけではなく、特にアニメだとヒロインの声がついてイメージの違いで忌避している人もいるんだから住み分けは大事にして欲しかった。 今回OPにアニメーションが入っていたり、前回制作に協力していたREDさんの名前がスタッフロールで見当たらなかったり…制作陣営が変わったのかな。

各所で期待されている坂口を攻略対象への昇格もなく、コンテンツは実質3つ。2日でトロコンレベルと全体の容量としては物足りなさはあれどどの後日談も問題提起と解決への奮闘がどれも漢女と乙女で満ちていて、自分にとっての一番の期待要素であったモブヤンキーの馬鹿可愛らしい展開もきっちり詰め込まれていてまぁまぁ期待に応えていた1本でした。女と分かった後のモブヤンキーの態度は残念な男子高校生していて悲しいくらい笑えたww
あと自分のPSVの性能なのか、場面転換やロードの読み込みが地味に遅いのも気になった。『メモカの残量が少ない』って自己主張してらしたから読み込み性能に影響出ていたのかな。
ブランド:Spike・CHUNSOFT
[2017.07.29]