PC/KoiGIG DEVIL×ANGEL 感想

発売日:2007年11月2日
価格:6,800円(税抜)
ジャンル:インタラクティブノベル

自分はこの嫌いじゃないんだこのゲームのノリ。
けど灰汁が強いので人に薦めるのには、つい二の足を踏んでしまいます。
人それぞれに当然好みって物があるんで
万人受けするゲームなんて存在しないんですが、
そこへ個性的だと更に篩いにかけられますからなぁ。
攻略対象は4人で各キャラグッドエンドが1つずつと
ボリューム感が少し足りませんがエンディングに
それぞれのキャラソンを装備しています。
なかなかに面白いんだよ?個性強いけど。



男装は乙女の萌え属性の一つですが、
ルートによっては男装とバンドが関係なくなっていったものが。
しかも攻略対象が4人しかいないので
男装属性の良さを発揮し切れていなくって
その辺がちょっと勿体無いと思いました。
そしてツッコミが追いつかないあのボケの散らかしっぷりは健在。
笑いとロックへ余念のない製作元です。

選択肢は難しくなくてほぼ難なくエンディングを見ることが出来ますが
バッドエンドで終わるとその後キャラの小会話が入っていて
重いバッドエンドも明るく小話をしていて
重い気持ちが救われるので読んでみる価値十分に有ります。
ちうか未確認なんだけど全バッドエンド後に付いてるとか
見えないところに力入れすぎだろ(^_^;)>スタッフ。



攻略対象は4人ですが登場する人物全てが個性豊かで魅力的です。
他ルートでも自分のルートでも報われ度数が低すぎるミックさん、
攻略対象でここまで扱いの低い人初めて見ました。
どのキャラもミックさんの扱いに定評があります。
トラは並の女男女な3角関係物より良い恋愛物見せて頂きました(´∀`)
ランさんのかぐやひめの「神田川」、しかしシナリオは結構秀逸。
そしてシュウさん。
シュウさん(ドS)とザビエル(ドM)の絡みは
色んな意味でヤバイ。

トラルートでも思ったことだけど恋敵な男って怖いのが多すぎる。
しかもシュウさん×ザビエル
かと思いきや
ザビエル×シュウさん。

心臓の弱い腐女子には小さなトラウマになる恐れがある、かも。


そして咬ませ犬すぎる元彼の働きに敬礼!
ああいう咬ませ犬がいてこそ輝く何かもあるもんです。
元彼、乙(`・ω・´)ゝ”
ブランド:TWOFIVE
[2009.02.10]