PS2/LittleAid 感想

発売日:2005年11月23日
価格:6,800円(税抜)
ジャンル:女性向け 恋愛AVG

TAKUYOゲームでおなじみの南青瀬・天鳳高校が舞台。
他にもスカートの人とかカエル畑の広瀬の身内とか
同ブランドの他のゲームと関連が多くてそれだけで楽しゅうございました。
PC版の移植ってことで攻略対象が2名追加、更にシナリオ・スチル追加。
破魔子ルートはPS2版では削除され、PSP版では復活しているそうなので
PSP>PS2>PC版の順番でお薦めいたします。



TAKUYOらしく少し・不思議のSF仕様、はっちゃけた人が多く
会話センスもハイテンションで笑いのクオリティが高め。
何よりヒロインがアホの子で可愛いよ…(*´Д`)ハァハァ
しかし、周りの人間にはアホの子らしい愛され方で、
乙ゲヒロイン扱いされていない残念な子w
出てくるキャラ全員の個性が濃すぎて愛情の持てる作品ですが
糖度を求めている人にはちょっと路線が異なります。
しかもほとんどの攻略対象に別の女の影が見える個別シナリオ。
パッケージは乙女なのに。騙された人は多そうだなww



移植の際にクイックセーブ・ロード機能追加など充実させたようですが
強制スキップは迅速なのに既読スキップは何故かロースピード。
しかも既読するためにR1ボタンを押しっぱなしが必要で
もう少しマシなプレイ環境にならなかったのか問い詰めたい。
小面倒なシステム周りだけど、話はほのぼのバカで楽しいので
軽い気持ちで是非プレイをお勧めいたします。





 ■キャラ考察■

【匣 耕介】

面倒臭い子。恋愛方針が『ガンガン行こうぜ』な乙女向き攻略対象。
ようやく個別ルートに入ったと思ったらマイナスからのスタートでした。
そして終盤にマイナスが急展開でプラスになるあっさり味。
自分には結婚までお付き合いが続く姿が想像出来ないや。



【堤 千弦】

攻略対象中一番糖度が高い人。
愛されてる感が分かりやすくて安心します。
そして堤くんEDでもれなく不幸になる人がw
あの子を苛めるのがこのゲームで一番楽しい所だなwww



【早乙女 篤】

悪気のない悪意の性質の悪さを証明した人。
中の人がうちの嫁なので自分は許容できますが
人によっては許せないお人になると思います。
個別ルートも面倒臭くてヘタレ全開だし、
年上なのに頼り甲斐ないな>早乙女さん。



【花邑 創】

中の人が花邑以外にも常識人とヒロイン父を熱演。すげーな杉田w
個別ルートよりも風紀委員シナリオの時が濃ゆすぎて
更に糖度も味付け皆無な薄味仕様。
この人目当てでプレイするとがっかりするんじゃないかと。



【砕我 牙】

名前が中二病患者ですね。本名じゃないと思ってたのに
ところがどっこい、本名ですw
影が薄く、公式サイトに紹介すらされていないイケメンさん。
シナリオも真打は別の人みたいな内容でおまけのポジションっぽい。
糖度も微妙なライン。、影が薄いから仕方ない。



【沢登 譲】

作中一番個性が濃くてドロドロの液体のようになってます。
変態オイシイです。そして変態に愛された娘・あかりさん。
一日一緒にいたら消費カロリーが平均の遙か上を叩き出しそう。



【西村 ふみ】

作中一の苦労人。
ふみくんを苛めることがこのゲーム最大の目的です(笑)
肝心のふみくんルートは割とあっさり目ですが
作品全体で活躍しているのでふみくん目当てでプレイしても損はないはず。
もう少し幼少期話を盛り込んだら自分得だったのになぁ。



【土師 博巳】

作中一どころか乙ゲ史上一のヘタレだと思う。
個別ルートで意外な接点が判明。何ていうか、
攻略対象というよりただ御縁のあった人。
ブランド:TAKUYO
[2012.11.07]
話題のFXをマスター