PS2/乙女的恋革命★ラブレボ!! 感想

発売日:2006年1月26日,ベスト版2010年11月18日(ガンホー・ワークス)
価格:通常版6,800円(税抜),初回限定版8,800円(税抜),ベスト版2,900円(税抜)
ジャンル:恋愛SLG

乙女ゲ至上やりこみゲーム。
少なくとも自分の中で乙女ゲのやりこみゲームベスト5に入ります。
攻略対象が全部で9人。
1年間で100kgを理想体重まで減らし、
各肉体部分を美しく極め、
文武それなりに鍛え上げ、恋愛も成就させる。
そこへアイテム・3コマ漫画のコンプリート目指したら
通常のプレイ時間じゃ足りないっつの○| ̄|_
これは夏休み40日間かけて楽しむゲームで
日頃仕事に追い立てられる生活している人には難易度高すぎるかと。



かなりハイレベルに良作ゲームでした。
その理由が乙女に身近な話題のダイエットを題材としていて
ゲームシステムもステータス上げが「ときメモ」ほど面倒ではなく
絵も人の好みはありますが人気絵師である由良氏だったり
主人公が頑張り屋で好感の持てる人物だったり
何より全キャラどのルートもシナリオが良質すぎる。
シナリオだけでもう一本ゲーム作ってそれなりの評価を得られそうなくらい
なかなかにまとまっていて良いハッピーエンドでございます。
ただ、結構なGのかかった重いシナリオで
鬱シナリオに耐久のない娘さんがトラウマになっていないか心配。



女子は細い体を理想として日々痩せたいと訴えていますが
自分の好みから言わせてもらえば標準体型をしていて
少々肉がついているくらいの方が女の子は可愛らしいもんです。
触り心地もいいし、コレ大事な!(゚∀゚)

しかしヒロインの桜川ヒトミちゃんは体重100kgと
飢餓の国では有り得ない肉付きの持ち主。
そもそも不健康な肥満体型のヤツって
人間として劣ったヤツだと見下すレベルだと思ってます。
体重が3桁もいくとか、その課程で体型が不健康レベルだと気付かない
モロに自己管理能力のないヤツを見た目でアピールしてますよね。
肥満って早死にするんですよ?
それにたくさん食べる割に燃費も悪いし。
行き過ぎたデブってデブタレント以外に活用する術が分かりません。

まぁヒトミちゃんの場合、4割くらいはお兄ちゃんのせいだと思うんで
1年で恋愛もダイエットも完遂する頑張る姿もあって
とても好感を持てるヒロイン。頑張る女の子サイコー。



キャラはどのルートも良質だけに、どのキャラもかなりの萌え度を誇ります。
うちの嫁(石田彰)はいうまでもなく。
嫁は“恋人に先立たれたらその後生きていなさそう”な人間が
本当に良く似合うナァ。そんな嫁がもっと好きになりました(´∀`)
あとシャウトしていない檜山氏は久々に見た…というより初めて見た気分。
吼えない檜山氏って檜山氏の代名詞をなくした人みたい。


そんなどのキャラもいい萌えを投下するなか、
先生の包容力の高さにうっかり撃墜されました。
一人称が俺様なのにめさめさ面倒見のいい気の優しい先生だったり、
軟派な台詞を吐いてると思いきや実は一途だったり。
何だこの格好よさは…杉田のくせに…銀さんのくせに…。
くそう、キョンのくせに生意気だ。



ところでEDテーマを歌っていたりこっそり出演している
仮面ライダーナイトこと松田悟志氏ですが、
氏のホームページにて出演していたことが履歴に記載されていないのは
なかったことにしたいからですか?

何か余計な部分を深読み。
ブランド:インターチャネル
[2009.02.22]