PSP版は未プレイで、あちらの評判がよろしくないので然程期待せず遊んでみたところ、追加要素のおかげかVITA版ではキレイにまとまっておりました。評判の下がった原因が物語の核心人物省いたそうで、そりゃ下がるわｗｗ
追加要素は新規キャラ別シナリオと真相ルート・ミニゲームにオマケ画像。 攻略対象は9名、ヒロインが3名とオトメイト作品では初の複数ヒロイン設定で、メインテーマに代表作「FF」の植松伸夫氏、攻略対象だけでなくヒロインも声付き、しかも誰も彼も人気声優、背景がポケモン映画の美術監督歴がある秋葉みのる氏と豪華すぎるスタッフ陣営。そこに何故シナリオライターも相応の実績解除者を呼ばなかったのか解せぬ。予算オーバーでもしたのかな。 序盤から個別ルートを確定させることと攻略制限があるためゲームの自由度は低いが、終始恋愛思考でヒロインと攻略対象2人が動くため多種多様な恋愛物語を楽しみたい人に向いている一品。ただ恋愛以外の物語構築が雑なので舞台設定も気にしてしまう人には微妙な内容。真相でようやく出番がある空汰、しかしミニゲームでは見かけない不遇。彼、公式から忘れられてないか？ 裏表のある梶ボイスな攻略対象が表しかないヒロインに振り回されているのは非常に萌えたので、自分はそれだけで存分に満足したソフトでありました。
ブランド：オトメイト
[2016.02.07] |