キャラデザに「tactics」や「魔探偵ロキ」で有名な木下さくら&東山和子先生。
宣伝文句もこれを声を大にして各種雑誌で告知していたのが懐かしいです。 このお二方だけあってショタキャラの可愛さは一級品なのですが メインでショタなのがお坊ちゃまだけで 攻略対象が年上が多いのであまり活かしきれていなかったのが残念。 プロの絵描きだけあって上手ではあるんだけど 秀でてはいないから大幅に期待した分が外れたというか…。 シナリオはAMEDEOらしく可愛らしい内容で、 バッドエンドもそれはそれで楽しめる代物で良シナリオでした。 今回はペット探偵という聞き慣れない設定で、いうなれば探偵物。 探偵業を始める理由も無理はないし、感情移入もしやすく、 探偵物ゲームとしてもしっかり作りこんでいて頑張ってました。 難点といえば、犯人とか犯行が色々読める展開だったこと。 全年齢対象で、絵師に人気漫画家を起用していたこともあり 年齢層の低いところも狙っていたのか 内容がそちらにも対応出来るようにしていたのかなぁ、と予測。 けどルートによっては大人向けな表現もあったし、邪推かしら。 キャラ攻略が一番初めに選ぶことから始まるので あとは良いか悪いかのエンディングしか残されていないシステムと 通常の恋愛ゲームとはちと異なっているから 恋愛ゲーとして楽しめるかは人によって分かれそうです。 初めに攻略対象を選択するせいか、他の攻略対象はあまり登場もしないし。 それに攻略可能なキャラも全部で全部で8人と割かし多めなのに キャラによっては攻略可能条件があって初期から攻略出来ないのもいます。 好きなキャラだけ攻略する人にはちと面倒で不向きかも。 しかもお坊ちゃまと店長は探偵の内容が短いせいか 全体のボリュームが短め。 お坊ちゃま萌え自分には物足りなさ大いに爆発ですよ○| ̄|_ もっとお坊ちゃまとの甘々な場面が見たかったのに…。 店長だって他ルートでかなりお世話になっているのに 何故にメインはあんなにラブ度のイベントが少ない。 同じくらい恋愛フラグのイベントが少ないお坊ちゃまと店長だけど 年齢的に演出するには不都合なお坊ちゃまより ラブラブしても問題がない店長の方が男として何だか可哀想(´・ω・`) そんなキャラによっては攻略条件が阻んで容易く攻略出来ないシステムですが どのキャラルートも面白いシナリオをしているので プレイも酷ではないからやってみることオススメ。 特にバリアス・???ルートは作中で攻略条件が一番面倒だけど その分シナリオがゲーム全体の集大成な内容で キャラ萌えしなくても攻略する価値は十分あります。 そして???の攻略条件はバリアスを上回る面倒さ。 青い鳥の最後の一匹が見つからなくて色んなルートを再度歩き回りとか。 なんでよりにもよって一匹だけ見つかってないんだ。 数匹とかなら“青い鳥がいるシナリオ÷探す鳥の数=楽になった気分”で 全体の量からの割合計算から気持ちが楽になれるのに。 ところで前作「Siesta」に小早川一平役でガオレッドが出ていたけど 今回空中ブランコ乗り役でガオブルーが出演してました。 スタッフ、もしかしてガオレンジャー好き?
ブランド:AMEDEO
[2009.03.12] |