PS2/プティフール 感想

発売日:2008年2月28日
価格:通常版6,800円(税抜),限定版8,800円(税抜)
ジャンル:女性向け恋愛AVG

「プティフール」の後継機が「アルコバレーノ!」なだけあって
ついつい比較してプレイしてしまい、勿体無いことをしてしまいました。
後継機だけに「アルコバレーノ!」の後にプレイするとやはりちょっと物足りず、
「アルコバレーノ!」と「プティフール」は
間を置いてからプレイすること、かなりオススメ。
自分は先月「アルコバレーノ!PSP」をプレイしてたせいで
つい比較したせいでプレイに集中しきれなかったよ…(´・ω・`)



フランス料理店が舞台で
『経営に関して素人女子高生がお店を経営することになったよ☆』と
ベタな設定ではありますが
主人公が素直な頑張り屋さんの良い娘なので
プレイヤーも優しい気持ちでプレイ出来ます。
シナリオがけっこうな金太郎飴だけど
登場する主人公の周囲のキャラたちも個性抜群なので
繰り返しプレイもちょっとマシだったかも。
それよりも、金太郎飴シナリオを読むしんどさより
店の経営システムやシュミレーションパートのスキップがしづらく
プレイ面でかなり面倒。
ここがすんなり進められていたなら
このゲーム多分一日で全クリ出来ただろうに。



攻略対象は幼なじみ一名を除いて他はみんな年上。
年の差カップル萌えに存分に浸れます。
大人の余裕っていいよね。
…年下の楓くんエンドも欲しかったけど。
ノーマルエンドを楓エンドと言うなら仕方ないけどさ。





 ■キャラ考察■

【真田 和樹】

熱血幼なじみは素直でいい子なのですが
飲食店勤務は素人で且つおっちょこちょいな性格なため
前半の接客に不慣れな彼の姿を見ているとイライラする人もいるかも。
幼なじみだけどちょっと頼りない和樹が
他のスタッフを押しのけ主人公と交際出来るようになったのも
運の力がかなり大きく見える不思議。
イイ子なんだけどね。頼りないのは男してはちょっと…ね。



【唐沢 悠太】

軽い人。
軽い人が他の女子に対してはっきり自分との関係を意思表示する場面は
ベタだけど何度見てもトキめく場面であります。
普段軽いぶん時々真剣になるから価値があるね。
他のルートでこき下ろされているのも
そこで一際輝くための材料ですよね。
なので悠太先輩はもっとこき下ろされるといいよ!



【柿崎 誠司】

胃薬友の会ってここから発祥していたんですね。
誠司さんエンドも見て多々萌えさせて頂いたんだけど
それらよりも他ルートで見てしまった誠司さんの末路が印象深すぎて泣けます。
他のキャラ達は未来ある末路だったのにこの人だけ廃人扱いwww
あとじいちゃんが倒れた後に他の従業員たちが離れた中で
誠司さんだけが残っていたことや
誠司さんのプティフールに対する深いこだわりみたいな物が
あると思っていたんだけど
その辺は特に明かされることなくまとまっていて
誠司さんルートはそれなりに面白かったんだけど期待外れで惜しまれます。
店に元からいた人だから深い話になると思ったのになぁ。
まぁ金太郎飴シナリオだからこんなもんか…。



【松尾 勇】

デカイ人は怒鳴るとロボを動かしそうですね。檜山だし。
全年齢対象らしく清い交際の年の差カップルでございました。
正統派で激しく萌えます。
祭りでナンパ撃退というベタ展開にも関わらずハァハァします。
やからに見えるデカイ人(;´Д`)ハァハァ



【シャルル 栗林】

癒し系甘い人。
色が白い人は淡い色使いの服装が似合うって実感したキャラデザ。
似非だけど異人さんとのカップルもいいよね。
髪も肌も服装も薄かった印象が残りすぎだ(^_^;)



【武梨 静】

多分人気投票したら1位間違いない人。
隅々までオイシイ立ち位置でいうことありません。
何あのエンディングスチル。
清い交際であのスキンシップは攻撃力高すぎる○| ̄|_
ブランド:オトメイト
[2010.02.18]