PSP/蒼黒の楔 緋色の欠片3 ポータブル 感想

発売日:2010年4月15日
価格:通常版4,800円(税抜),限定版6,800円(税抜),オトメイトコレクション版2,800円(税抜)
ジャンル:女性向け恋愛AVG

PSPに移植された「蒼黒の楔 緋色の欠片3」。
移植で新たに追加されたのは
スチルへのキャラによるコメント、
バッドエンド集、
ババ抜きミニゲーム・勝利して各キャラごとに3つのボイス特典。

 どれも微妙。

特にミニゲームの出来が酷く、
完全にランダム性でのみ機能されてます。
ちうかババ抜きなんて心理戦も絡んでくるゲームだから
バーチャルでやったところで心が虚しくなるだけ。面白くない。
そんなものより本編で言ってた
美鶴ちゃんとの
熱い夜イベントが
激しく見たかった○| ̄|_

オトメイトはやたらミニゲーム作るけど
結局はどれも2流3流なんだよなぁ…。



今までのオトメイトは移植作品でもOPを新しく用意したり、
新規イベント描き下ろしをしていたのに
今回の「蒼黒」はOPがPS2と同様のもの。
追加のミニゲームは論外だし、
他の追加要素も既に存在した物から使い回し。
「薄桜鬼」より「緋色」が好きな自分としては
オトメイトによる扱いの雑さに泣けてきます。

ヨネ氏による新たな「緋色」が見たい自分にとって
肝心のヨネ氏は某作品で死亡フラグが立ちそうなくらいお忙しいのと
最新作の「緋色4」では別の絵師さんが担当になったので
状況はかなり絶望的です。
同人ぽくてもいい、
ヨネ氏による珠紀のための新たな物語を。
そして今度こそ
美鶴ちゃんとのエンディングををを。




何だかんだで悲恋エンドも一応見ましたが、
今回バッドエンド回収作業ってかなりの踏み絵作業。
美鶴ちゃん萌えの自分としてはあのコーナー大好きですが
そこに行く過程はやはり心境に悪い。
特に「蒼黒」は「緋色1」に比べて
選択肢が簡単だからバッドエンドにあまり踏み込まないだろうし。

ところで、何度聞いても清乃ちゃんの声に慣れません。
何で変わったのかなぁ、中の人。
ブランド:オトメイト
[2010.05.23]