『星座・紅一点・幼なじみ・転校生』と
あらゆる方面で「星色のおくりもの」と 設定がダダ被りでしたがそこを追求されず、 初回特典が中古で桁違いの額に到達するほどの人気が出たのは シリーズで全12人攻略対象がいる、 ドラマCDとゲームの同梱で3千円とかなり安価、 シリーズを分けて好みの物だけ選択できるラインナップ、 豪華人気声優陣など、戦略が素晴らしかったことだと思います。 アニメ化や移植の動きもすばやく、関連グッズのドラマCDの量、 限定特典での各所との提携した動き、 ヲタクへの商法が完璧で賞賛もの。 ハマった人へのお銭々巻き上げられ度の高いところが特に。 攻略対象は今回3人。 幼なじみはイケメン、美少年転校生も実は幼なじみ そして初期値で既に全員とフラグ立て済みな設定、 ヒロインが勝ち組すぎて 全く共感できないww 逆ハーレムものとしてならとても楽しめますが、 自分は恋愛にしろ何にしろ主人公が頑張ってる姿勢の設定が好きなので 残念ながら感情移入できる場面が来ません。 そもそも田舎に建設された天文専門学校で 女生徒が主人公一人だけ、なんてトンでも設定が 共感出来るものではありませんが(^_^;) そんな体験談を持つ女子、見たことねぇw しかも『あ〜ん』でフェイントをかけるような猛禽女子。 凡人の自分には主人公の勝ち組オーラがまぶしすぎて直視出来ない…。 選択肢も簡単でシナリオがほぼ一本筋。 難易度が低く攻略感はないけれど ベッタ甘でフラストレーションが一切溜まらない内容だから イケメン・豪華声優に砂糖食わされたいなら是非オススメ。 あと細かいことですが哉太が言っていた看護士、 看護“士”じゃなくて看護“師”ですよ。 まだ看護婦って名前が健在だった時代では 女性のことを看護婦、男性は看護士というので間違ってはいません。 ただ、知っていて敢えて看護士と表記したならば そこまでして女っ気をなくそうとする スタッフの意気込みが怖い((((;゚Д゚)))ガクブル ■キャラ考察■ 【土萌 羊】 本名、アンリ・サミュエル・ジャン・エーメ。 どこをどうして日本名が土萌羊になったのか誰か教えてください。 しかしこんなイケメンがわざわざ海外から会うためだけに来てくれて 主人公にしか心を開いていないとか、つくづく主人公は勝ち組。 【七海 哉太】 病気設定の表現が適当で、 こいつ本当に病んでるのかと疑いたくなる。 病んでるなら喧嘩出来る肉体でもないし、 ラストで完治とか言われても説得力ないよ。 まぁ3千円のゲームだし、と思うと深く追求も出来ませんが。 【東月 錫也】 安全圏に入れられた人ほど恋愛パートで本気になるデフォ。 男は狼なのよ、って昔のアイドルも歌ってましたモンね。 控えめでいたせいで途中経過の戦果が 他の攻略対象より芳しくありませんでしたが ラストで見せた本気の姿は正に一発逆転。 爽やかに見せる男の独占欲は女子への好感度を上げます。いい仕事だ。
ブランド:honeybee
[2010.05.16] |