前作の攻略対象7名に犬塚先生・相馬くん・新キャラ椎名が加わり、
攻略対象数計10名と大所帯。 舞台は臨海学校2泊3日、前作からの攻略対象7名は 恋人同士・NOT恋人の選択が出来て更にお楽しみいただけます。 そして今回もバカップルモード、三角関係を搭載。 今回追加された攻略対象3名に実装されていないのは残念ですが、 バカップルは相変わらず会話センスが狂っていて萌えるというより笑えます 周囲の人の精神を痛めつける平和的な公害となっておりました。 三角関係は…良心が痛みます。 前日まで恋人同士いちゃいちゃしたメールのやり取りをしていたのに 次の日、別の男が告白してきて乗り換える軽い絆。 元彼が不憫です。それに主人公、業が深いです。 因果応報、こんな酷いことすると将来自分も同じ振られ方されそうで怖い。 期間が3日と短いため、2週目以降は既読スキップを使うと 1時間くらいでクリア出来ます。 各キャラがいる場所はアイコンで表示されていて 訪問→会話→好感度・又はカップル度を上げる、の繰り返し。 合間にメールのやり取りで更に好感度アップ。 会話内容は恋人なら状態によって他通りも楽しめて 期間が短いながらも前作よりバラエティに富んでます。 その他、セーブスロットは100個と大容量。 回想に登録されないお気に入り場面も保存出来る有難さ。 しかし、たった3日間で恋人になる・別れる・乗り換える等の人間関係の変化。 みんな夏の暑さで 脳髄蕩けてる。 それもこれも男女問わず全員が主人公に好意的な環境であること、 恋愛脳の女友達が全員恋敵になりえぬ戦闘力の低さのおかげ。 好意的なのも悪くはないが「マイネリーベ」のマリーンを見習え。 あれくらい貪欲になってもバチは当たりませんぜ＞３人娘。 糖度もバッチリで攻略キャラも多数。イベントも多く、気軽にプレイ出来る。 FDとしてなかなか完成度の高いゲームではございますが いかんせん自分が萌えるキャラが一人もいないため 作業感が半端なく襲ってきて途中で飽きることしばしば。 三角関係もおまけボイス回収のためにやったけど罪悪感で苦行もの。 このゲーム、自分の性分にはあってないとほとほと痛感しました。 どのキャラも愛嬌があって嫌いじゃないんだけど 今だアイコンの卯都木会長と辰原を見間違えるくらい愛が薄いからなぁ。 ■キャラ考察■ 【卯都木 悠人】 タイタニックごっこ。 船の整備が笊過ぎて卯都木家の将来が心配です。 相変わらず生活習慣の違いが原因で離縁しそうな人。 【御子柴 恭介】 顔は怖そうだけど全キャラ一のイイ男。 ワンコに懐かれ猫に嫌われ、立夏にいじられる。 恋人エンディングの御子柴くんはイイ人さが発揮されてます。 ひねりのないベタな話だけどほのぼのしてて良いな。 【寅谷 立夏】 服に刻まれたロゴが６９。ラブラブしていた印象よりも 恭介を殴ったり火で炙ったりしてた記憶しかないや。 しかし元気ですね。向こう十年は健康に心配なさそうなくらい元気ですね。 【巳城 タクミ】 恋愛表現が平均とは違いすぎて リアルでいたら交際に並みじゃない苦労をしそう。 指輪とお財布の話は普段とのギャップで胸キュンもの。 【辰原 奏矢】 恋人エピローグのスチルは“空から宮野”ならぬ“空から彼女”。 アイデンティティの髭のあるなしを選べるオプション付き。 おまけモードの回収したスチルに差分を用意してくれたらもっと良かったのに。 【猪狩 澪】 不思議ちゃん系の澪くんは相変わらずでした。 三角関係でも不思議ちゃん全開で見方を変えるとサスペンスホラー。 生涯言わなさそうな単語を度々発言しているから 萌えよりも奇妙な発言ばかり心に残ります。 【酉水 司】 前作、1か月足らずで先生と生徒の垣根を払った酉水先生、 今回は3日で恋仲に進展と、ストイックな見かけに反して跳ばしていきます。 特に三角関係、先生大人げないです。 【犬塚 千尋】 全体的に卑猥発言が目立つストラバですが、 キャラ内部で一番卑猥扱いされている犬塚先生。 攻略中もギャップ萌えが来ると予想に反して、終始わりと軽いノリ。 誠実なはずの場面もそう見えない、先生が卒業まで待てると思えないｗ 【相馬 隆志】 いい奴だよな。モテないけど。 剣道部エースとか頑張り屋さんだよな。モテないけど。 生涯良い友達でいて欲しい。 【椎名】 勤労毒舌少年。 接客中も毒舌を披露、仕事舐めてんですか？。 いくら周りがノータリンでも接客仕事でそれを表に出してはいけません。 それが社会。それが仕事ってもんです。世の中は理不尽なもんなんだ。 ふざけたガキだと思ってたら本当にガキでした。 バイトに励む理由は感心したけれど、 中の人以外で好きになれる要素はなかったなぁ。
ブランド：D3 PUBLISHER
[2012.06.05] |