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星の王女2

2年前訪れたモテ期と大殺界を無事に乗り越えた
「星の王女」続編、「星の王女2」でございます。
主人公・未来ちゃんが2年で結構老けました。
あと、色々なことがなかったことになっているけど
それでもお兄ちゃんはしつこく登場。
このゲーム、真髄はお兄ちゃんのようです。



何処かしこでも言われておりますが、
前世ネタは入れなくて良かったのは結構同意。
ただ、自分がこのゲームで最大に評価している点、なんと
秀さんこと、
池田●一さん出演。

ちょw秀さん何やってんですかww
こんなところで赤い彗星ボイスが拝めようとは。
そんな大御所さまが前世の話を削ってしまうと出番も減ってしまう悲劇。
秀さんのキャラを攻略できないのは本当残念だけに
不要に見える前世話も秀さんのおかげでおいしく頂きました。



CVに関しては高評価を下したいゲームですが、
肝心のシナリオの要、文章が稚拙な出来です。
例えば、主人公・未来ちゃんが幼馴染の怪我を心配する場面。
「別に心配はしていない」と発言後、幼馴染からかわれて
「もう!せっかく心配してるのに!」と返答。
この間たったの2クリック。
他にも不自然な掛け合いがちらほらと。
ライターが悪いのか、会社全体が悪いのか、
一体どちらに不満を持てばいいのやら。

それから、続編にしては前作よりも全体のボリュームがダウン。
メインの攻略対象であるコウくん・相馬・里見教授以外の攻略対象は
シナリオがメインの人たちからの分岐で始まるため内容が薄め。
自分はボイスが付いてる分プラスマイナスゼロにしたい所だけど
前作よりもクオリティが低いのは消せない事実。
あっさりクリア出来るけど、素敵ボイスに免じて許してやりたい…。
赤い彗星のキャスティング能力は本当頑張ったと思う。





 ■キャラ考察■

【田中 康平】

前作では強姦の末、海外逃亡でしかなかったコウ君でしたが
今回2では世間での評価を上げて戦線復帰です。
好物の幼馴染設定なのに前世ネタのせいで余計な弟設定が付属。
おかげでイマイチ頼りがい度低し。
せっかくメインを張れたのに
里美教授にオイシイ所を持っていかれる始末。
選手生命も危ぶまれたり、地味に人生大殺界な人でした。



【相馬 隼人】

後付設定サクサクの元・お兄ちゃんの主治医。
この後付設定のせいで、主人公の和希に対する心情に違和感を感じます。

それから相馬先生、医者歴も結構あるんだろうからさぁ、
顔見知りな患者の交友関係者への色々な手続きくらいちゃんとしておけよ…。
泣かせる系統のシナリオなのに
違和感がまとわりついて感動出来なかったのが残念。



【里見 修二】

格を上げた幼なじみを差し置いて、実はメインの人。
蛇足な前世ネタもこの人のためにあると言って過言ではなく。
前世で刷り込み・改竄を行ったからこそたどり着くエンディング。
己が能力を最大に駆使した恋愛の駆け引き。
未来ちゃんはタイムパトロールに
捕まってしまえばいいww

時空犯罪者・未来ちゃんは死に間際の人すら酷使する鬼畜ぷり。
里見ルートはフリーダムすぎるwww



【木村 望】

木村ルートでの最後の選択肢、
「木村君は大事なお友達だから!」を選択後バッドエンドに一直線した姿は
『らんま1/2』で獅子咆哮弾を会得するために
あかねにフラれた良牙を思い出しました。
“お友達”宣言の重さを改めて思い知ります。

サブルートのためメインキャラルートから分岐でのシナリオ。
そのため薄いシナリオでしたが
小説家を目指して頑張る木村君を是非みなさんも応援して頂きたく。



【堂本 広】

いつもふざけた人が真面目になると評価が高めになるのは
元の数値から上げる際に“ギャップ”が点数に加わるせいでして。
こうなると普段から頑張ってる人が気の毒になります。
つまり、昔から未来ちゃんに好意を持っているコウ君は実は不利で
堂本君が本気になったら勝てる見込みが少なかったんですね。
イタリアまで行って男を上げたのに、コウくん可哀相…(´・ω・)



【篠原 達也】

チャラ男が主人公には他意なく優しいなんて書かれてるので
こっそり期待してプレイしてみたら、
結局本気で愛されてるのか有耶無耶にされるオチ。
もうホストなんて信じられない…○| ̄|_



【月影 葵】

葵さんとホストを足したら良かったのに。
ホストには葵さんのフェミニスト度が圧倒的に足りん(゚Д゚)
サブルートなので同様に分岐から始まるシナリオですが
漁夫の利とは正に彼女のシナリオのこと。
流石既に社会で実績のある人は格が違う…。



【立花 和希】

もはや呪いなんじゃないかって思うくらい
お兄ちゃんの立ち位置は制作者によって優遇されてます。
ある時は義理の兄、またある時は恋人、
しかしてその実態は、強力すぎる守護霊。




ブランド:美蕾[2010.11.07]



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