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memories

このブランドさんにとって処女作となる「memories」。
プレイしてみて実感したことは
制作側が作るのに四苦八苦していたであろうことが
想像に容易な内容でした。
PCゲーム会社ってブランドとして処女作であっても
どこかの姉妹ブランドとかでシステム面が似ていたり
安定感があるものを提供しているのが多い中で
ゲーム制作が全体的に会社として初めて感があるのは
昨今の18禁乙女ゲ会社としては珍しいですね。
おかげで各所のダメっぷりが微笑ましく見える(^_^;)
まずインストールで躓く罠を張ってるとか。
まだゲームを始めてすらいませんよwww



設定は平凡な主人公が良家の子が多数通う学校に転入し
クラスメイト・生徒会長・坊々・病弱少年・学園長と恋愛をする学園物。
主人公がかなり平凡で、攻略対象に学園長がいるせいで
「ときメモ」を18禁アドベンチャーにしてみたらこうなったって感じです。
ただ、どの攻略対象も全体のシナリオが短く、
おかげで相思相愛になるまでの過程や
エチシーンに至る過程が少なすぎてかなりの無茶振り。
キスより先に前戯に入った時は流石に驚いた。

これって女性向け18禁乙女ゲ
初の抜きゲーじゃね?


恋愛フラグのイベントよりもエチシーンの方が割高だし。
しかも絵が上手いので余計に際立つ。
抜きゲーだったら気持ちの表現が少なくても
エロさえあれば満たしてるしな。
抜きゲーの定義から考えると乙女ゲーに抜きゲーは邪道なので
乙女としてはこのゲーム、少々物足りないかと。



システム面で場面転換の切り替えが下手で
時間が変わったことが分かりにくく、
シナリオの状況説明とスチルが噛み合ってなくて
スチル表示で軽くネタバレされたり、
学園長との選択肢が侮れなかったり
正直良質な同人ゲーのような作品。
ただ、公式サイトでの修正パッチや店舗特典の情報の提示の早さ、
応援バナーなどの催し事の運営がしっかりしているので
プログラマがもうちょい勉強して
ライターがもうちょいボリュームを書けるようになったら
次回作はそれなりに良いゲームが作れそうです。
絵師は両名とも漫画描きなのでデッサンがしっかりしてるので
見劣りせず、特にエチシーンのスチルは顕著です。
絵師サイトによると
 上条・十津・小野瀬→小田氏
 最勝寺・浅葱・女の子勢→中条氏
だそうです。
中条氏は同人で種サイトも運営していた頃に拝見していて
絵のセンスが栄えて楽しませていただいておりました。
けど、女の子の焦点がラリった感じは相変わらずですか(^_^;)
嫌いじゃないよ。ちょっと怖いけど。

絵師を同じ人に任せるなら次回作もプレイしてみたいかも。





 ■キャラ考察■

【上条 隼斗】

メイン攻略対象だけあって他の人よりシナリオがちょっと多め。
なのに何だこのプレイ後の後味の悪さ○| ̄|_
一途な恋愛の方法に初めて戦慄を覚えました。
怖い、怖いよ!ヒロインの一途さがっ!
追われるより追うヒロインの方が好みなはずなのに
乙女ゲで初めてヒロインに恐れを抱きました。
だめんずと一途ヒロイン、バランスは取れてるし
当人同士がいいならいいんだけど、さ…。



【十津 道也】

先割れスプーン氏の演じるキャラって
どうも自分のツボをついてくるのがお上手で。
出来る男なのに不器用で恋愛に情熱的な男児。
男相手に強気に出られても女の子にはヘタレるところもサイコー。



【最勝寺 嘉隆】

プレイボーイキャラって落とした時が最高潮ですね。
この皆の物だったのを独占した時の気持ち良さ。
まぁ先輩のプレイボーイはちょっと似非っぽいですが。
そして先輩よりも萌えるのが妹。
妹のツンデレぷりが溜まらんです(*´д`*)ハァハァ
キャラ紹介で面倒な子かと思いきやヒロインの親友より萌える始末。
いっそ妹エンドがあれば良かったのに。



【浅葱 樹】

儚げな美少年だそうですが、病人とは思えない行動力でした。
最も、ぜいぜい死にかけたのを予想していたせいだけど。
正規エンドのオチが文章量が少ないせいで感動出来ず、
メインシナリオよりも他キャラルートでの方が輝いていた人。



【小野瀬 敦司】

今回一番の勝ち組。
犬の躾・『待てと良し』を使い分け
見事年下女子をゲットした有能な学園長。
財力も能力も社会的立場も申し分ないけど、
何より本心からの優しさに満ちた大人の行動が格好良すぎて
学園長にかかれば他の攻略対象がお子チャマに見える。
相手でなく、自分にも『待てと良し』が出来るところが最大の魅力。
他のキャラたちが即効肉体関係を迫ってきたなか、
1年とちょっとを我慢した先生に尊敬。



ブランド:ショコラティエ[2010.04.29]



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