PC/星の王女 光のつばさ +18禁追加ディスク +恋のパティシエ 感想

発売日:2006年1月20日
価格:全年齢対応版5,523円(税抜),18禁対応追加ディスク2,800円(税抜),恋のパティシエ3,790円(税抜)
ジャンル:女性向け恋愛AVG

乙ゲではイケメンがメインになるんで主人公以外の女性キャラが少ないことが多いけれど、今回女の子がたくさんで女子スキーの自分向けタイトル。しかし美蕾らしく電波・金太郎飴・中二が書いた小説のような恥ずかしさ・三角関係率の高さなど、大衆受けが難しく手放しでは褒められないソフト。言ってしまえばいつもの美蕾
テーマは「夢のワゴンでアイノリの旅♪」だそうで、某恋愛バラエティ番組と同じ雰囲気が出ているし、高校生数人+教師1名で構成された主要人物たちの会話は学生特有の中身のない会話で、自身の学生生活を思い出して懐かしい気持ちになったり、製作側のやりたいことが詰まっていて思っていた以上に楽しめました。
攻略人数が多く金太郎飴シナリオ故に周回プレイを重ねるにつれ飽きてきますが、他の乙ゲには見られない個性的なゲームなので電波耐性がある成人は是非軽い気持ちでプレイをお薦め。因みにサイネリネでテンション上がった女子には恋のパティシエを期待せずインストを推奨。


「18禁対応追加ディスク」は全年齢シナリオから唐突に18禁イベントが発生するので情緒がない残念追加ディスク。どのキャラのエロイベントも似たり寄ったりで特に特筆した内容でもなく、本編に物足りない人が好みで用意すれば良い程度の内容。自分は某アマテラス様のようなはっちゃけがあっても良かったんだけどな。美雷だし。


「恋のパティシエ」はアペンドディスクのため単体では遊べません。学校組の学園物ルートと攻略対象が2名追加、サントラ付き。自分はノエルが一番の萌えキャラなのでアペンドで攻略対象昇格は嬉しいですが、18禁ディスク同様に本筋から継ぎ接ぎした展開の仕方なので素直に喜べない内容。
メインの本編が金太郎飴・薄シナリオなので、男性キャラが気に入っているならば予定外に増えた副菜感覚でついでに用意するのがお薦め。
ブランド:美蕾
[2014.12.06]
ファンデーションの歴史