相変わらず
絵の仕事量が異常。 前作「白詰草話」と同様のシステムで展開されたクラシック音楽学校物語。 そして舞台が舞台だけに音楽が特に素晴らしいです。 バンドの楽器も和楽器もどれも格好良かったり澄んでいたりで良いものだけど。 クラシック楽器の音って正当にキレイな物だと改めて思う。 今回は話数で区切らず一本道にしたため当然途中でムービーも入らず、 そのせいか全体のシナリオが短く見えた気がします。 けど多分ボリュームは変わらないんじゃないかな。 それにコミカルで学生時代ならではの一生懸命さは 大人が見ると憧れと懐かしさが溢れて こういう気持ちにさせてくれる学園物って大好きですよ。 製作者の好みなのか、今回も女子に幼女体型率が高めで 発育の足りないお嬢さんが好みの男性陣にはオススメの一品でございます。 18禁だけどエロよりシナリオを読むのが楽しい自分としては 正直エチシーンなんてなくてもいいから 同様の趣向の持ち主にはPS2にも移植版があるようなので そちらでもいいかもしれません。 …移植劣化していた場合は責任持てませんが(^_^;) ところで自分の一押しキャラですが、 年上年齢年下体型のシャルも、 双子なユニも、影のある少女・淑花も、 ばっちりプレイヤーのもやもやをすっきりさせてくれた 「お嬢さんおパンツ見えてますよ!」のメイも、 札束場面は素で噴出して笑いましたのジゼルも、 男前だけど男見る目あるよね・シニーナさんも、 移植版では櫻井たかぴろボイスな主人公・フィルも 主人公のライバルに当たる男で 外見からも嫌なヤツになりそうなのに性格が良い友人なハンスも、 どの登場人物も胸に響く連中ばかりでしたが、 何を差し置いても格好良いのはルカさんです。 淑花のエンディングは彼無しには有り得ないので 淑花狙いのシャルさんはルカに全力で感謝しましょう。 ちうかシャルって結果論ではルカ以下の役立ち度だったし(^_^;) 全キャラ攻略後に見られるフィナーレは総まとめで暖かいものでした。 例の嫌なヤツへの救済エンドで救われた気がします。 頑張っても見る価値はかなりあります。是非ご覧遊ばせ。
ブランド:Littlewitch
[2009.12.22] |