絵の仕事量が異常。
全10話構成の漫画のようなスタイルでアニメテンポに進んでいきます。 オリジナルシステムのようで,、その名も“FFDシステム” Littlewitchが登録商標していますが、類似品はあるようです。 このシステムによって大量の絵が必要になるわけですが どの絵も手抜きなく場に応じた物を用意していて 尚且つ絵師の個性あるイラストで雰囲気作りは完璧です。 絵師の絵柄が好みの範疇ならばやって損はないはず。 さすがに絵の量からスタッフもそちら担当の人は多く、 それにデザインは荒めなので人を選ぶかもしれません。 …しかしここの原画師、会社代表なんだぜ。 この方の作業能力はどうなってるんですか○| ̄|_オミソレシマシタ 時代設定は2008年。 発売したのは2002年なので当時なら近未来ですが、時は既に2009年。 昔に出たゲームが近未来設定なのに プレイ時には過去になっているのは妙なしょっぱさを覚えます。 しかも自分、発売年に買ったのに 今の今まで積みゲ扱いしていたから拍車をかけてしょっぱいです。 内容は『遺伝子操作で兵器な女の子の研究』で プレイしていると椎名高志の「絶対可憐チルドレン」を思い出します。 あのチルドレンからツンを引いてデレのみにした感じ。 と言ってもコチラの方が先に作られているんですけどね(^_^;) 改めて「絶チル」がヲタクに受ける要因を理解しました。 しかし『遺伝子』とか『最強兵器な女の子』とか めさめさ自分のストライクゾーンで萌える設定です。 ただ攻略対象がエクストラである3人娘だけだったり キャラエンドの割にキャラとのイベント内容が薄かったり 大筋の内容は同じで繰り返しプレイは飽きてきたりで 選択肢にそれほど意味を持たせていなかったり、 良くも悪くも漫画スタイルなんだなぁ、と実感。 AVGは選んだ選択肢でエンディングが変わってくるのが楽しみの一つだけに 大筋が変わらないのは自分がAVGとして 期待している物が足りていませんので。 言っても処女作だし、十分今後の作品へ期待出来る範囲なので満足してます。 それからエクストラがまんま幼女にしか見えないので エチシーンはかなり背徳的な気分に陥りました。 だって幼女趣味はないんだもん(´・ω・`) エチシーン見なくともエンディングは到達出来るし、 設定はかなり好みだし、自分にはエチシーンいらないかな。 初回版にはフィギュア付き。全三種のうち一つ付属だけど、 備え付けの用紙を送る残り2つが通販できる仕組み。ただし期間限定。 スタッフは本当頑張った。その心意気や素晴らしい。
ブランド:Littlewitch
[2009.04.29] |