映画/三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 感想

最後の
バイオハザード幻想。

原作アレクサンドル・デュマの「三銃士」と期待して鑑賞すると失敗ですが、
カプコンのバイオハザードのスタイリッシュ・アクションシーンや
スクウェアのファイナルファンタジーで見られる
格好良い戦艦デザインがお好きな方にはお好みの映画かと思います。

そう、この映画は原作の愛憎劇とは全く毛色が異なる内容。
銃士隊連中やミレディによる人間離れした戦闘能力に、
舞台は17世紀(1601年〜1700年)のはずなのに
1903年に人類初飛行に成功したライト兄弟と
1852年に試作飛行が成功した飛行船をさておき
格好良い飛行船が派手に空中バトルを繰り広げております。
原作の仲間意識よりもアクション場面に力を入れて製作しているため
仲間・信頼・友情パワー!みたいなものが物足りませんが
レイピアで無双する三銃士+1人に
T-ウィルスを投与された峰不二子ミレディによる
スタイリッシュ戦闘アクションは大いに楽しませてくれます。


もはや原作といわず原案。
「三銃士」ではなく「三銃士・幻想」なこの映画、
何ともバイオの監督らしいっちゃ監督らしい作品に仕上がっております。

個人的には面白い映画でしたが若干不満要素もありまして。
実は原作の読みようによってはそんなに悪い奴でもない枢機卿が
この映画では完全悪として描かれていたり、
イギリス公爵の外交での対応は悪意が全面に出ていたり、
現実的に不自然な言動に勧善懲悪化されすぎた所が残念な感じでした。
いくら頭が悪くても政治家なんだから
上っ面くらい取り成した行動を取るだろ普通(^_^;)



ところで、監督。
今回も続編作る気満々ですか。
この台詞を申し上げるのは当サイトにおいて2回目でございます。
何だよあの嫌な予感しかしないエンディング…。
続編では荒廃してしまったフランスが目に浮かぶわい(^_^;)
[2011.11.01]
FX取引