映画/BALLAD 名もなき恋のうた 感想

ご存知「クレヨンしんちゃん」の劇場版の実写化。
けど野原一家は一切登場しません。
クレしんファンとしてはやりきれないものがあるかもしれませんが
コレはコレ、アレはアレ。の評価でいいと思います。
多分野原一家をそのまま活用していたら
原作の複製品でしかないと思うし。



原作は既に鑑賞していて自分の中でも高評価の映画でしたが
「BALLAD」は原作の良い場面を集約しているので
ストーリーを隅々まで楽しむことが出来るようになっていたかと。
そして実写化ということで一番良かった部分がロケ地。
現代の匂いのない場所で戦国時代の空気を上手く作っておりました。
特に戦国時代の戦の場面は素人目としては
かなり本格的に見えて素晴らしかったです。
詳しい人には粗とか見えるかもしれませんが
自分としてはあれは十分な仕上がり。

とにかく原作のクレしん映画自体が素晴らしいので
未鑑賞の人はこれを見た後に見ることオススメ。
既に鑑賞済みの人はクレしんを鑑賞後1〜3年後くらい
こちらを見るのをオススメ。



ただ、原作の台詞を忠実しようとして
演技に違和感を覚えさせる場面があったり
主人公の又兵衛と少年真一との交流場面が少なくて
いまいち二人の絆としての感動が薄かったり、
原作に頼りすぎな部分がありましたが、
廉姫と又兵衛の恋愛表現や、息子よりも親父が頑張れよと
声を大にして言いたい川上家の温い家族模様とか
とっつきやすい演出で鑑賞しやすく、
邦画として十分なものになってました。

こちらを見た方はクレしんの方を見ることをひたすらオススメ。
[2009.09.14]